ハドリアヌスと慈悲深いアントニヌス本書には、文庫第25巻に続いて、まずはハドリアヌスの治世の後半が描かれている。史上最大となったローマ帝国の広大な版図を、
ハドリアヌスはわざわざ自らの足で回り、防衛体制を中心に手直しと再構築を施していくのだった。
英国からアフリカからギリシアから、そこらじゅうを視察巡行した皇帝である。その留守中も特に問題なく帝国統治は機能していたのだから、
この時期の帝国のシステムはかなりうまくいっていたのだろうと考えられる。そんなハドリアヌスの治世だが、本巻の重要事項のひとつはユダヤ問題である。
多神教のローマの中にある一神教のユダヤは、神ではなく皇帝に忠誠を誓う訳にもいかない、ゆえに軍団勤務もない、とあって特殊な存在であり続けてきた。
そんなユダヤを、塩野氏の解釈によればハドリアヌスは挑発し、結果的に反乱が勃発。この後延々と続くディアスポラ(離散)を引き起こすことになる。
ギリシア人とのゴタゴタなど、時折問題が持ち上がるユダヤではあったが、今回、ローマが与えた数多の自由はユダヤ教徒の視点では自由ではないという指摘に考えさせられた。
心身とも疲労困憊になり燃え尽きたのか、ハドリアヌスは病身となり、周囲が気をつかいにつかって接しなければならないような難しい人間になってしまい、その生涯を終えた。
後を継いだのは「ピウス」即ち慈悲深いと綽名されたアントニヌス帝である。所謂「いい人」であったのだろうか、この皇帝の治世はそれなりの長さがあったにも関わらず、
描写は...
入門書の条件を十分満たしている薄くて、イラストも多くて、さささと読める本です
それでいて基本的なことは、しっかりと抑えており
入門書の条件を十分満たしていると思います
興味本位でも構いません
周りに少し気になる人がいる方はもちろん、
自分自身が、心の病気でないにせよ
「ちょっと精神的に疲れてきてるかな?」と感じる方にも
ぜひ、手にとっていただきたい本です
私がドキリとしたのは、以下の文章
「仕事が集中しすぎてこわがられる」(P6)
「失敗はないかと、自分を追い詰める」(P72)
私だって、なんとか改善したいとは思っているのですが..
..でもまあ
そうなってしまう自分がいるということ
その際は、少しだけ自分に甘くてもいいこと..
このことを知っただけでも、
この本に出会った価値はあったような気がします
内容に訂正ありです。この本でワンハンドルのエコバッグを作ったのですが どうしてもおかしい点がありネットで調べたら やはり訂正とお詫びが書き込まれていました。ガーゼのグラニーバッグの寸法も違ってます。本としては理解しやすく作りやすいと思いますけど。。。
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